スロートレーニングは、従来の筋トレなどをゆっくり行うことで、インナーマッスルである遅筋を効果的に刺激して発達させようという目的で行われます。
確かに腹筋運動などを勢いを殺してゆっくり行うと、いつもよりもきつく感じるため、『ああ、コレなら効くのかな』というイメージもあります。
ところが、ダイエット目的でスロートレーニングを始めた人の多くが、なかなか痩せないことに不満持っていることも事実です。
スロトレで痩せない原因は?
そこにはスロトレに対する過剰な期待があるのかもしれません。
スロトレしても痩せない理由
- 筋肉が増えても脂肪は減らない
- 遅筋が発達しても基礎代謝量の増加はわずか
- ストロレしても食事管理が出来なければ一瞬でパーに
- ダイエットは運動に頼らず生活習慣改善で
筋肉が増えても脂肪は減らない
筋肉を刺激すればその周囲の脂肪が消えるようなイメージがありますが、このようなことはありません。
中には毎日腹筋運動を何百回もやってウエストが痩せたと言う人もいるでしょうが、それはきつい運動を長時間続けた結果であって、腹筋を刺激したからではありません。
運動をしていると呼吸が大きくなります。
体内でエネルギーを作るために今すぐ多くの酸素が必要だからです。
この状態を長く作れば痩せることが出来ます。
運動が痩せるといわれる理由です。
運動を長時間続けて痩せるのなら、わざわざ大変な筋トレをせずに、歩いても同じかと言うと、答えはYESです。
歩るき続けることで安静時よりもエネルギー消費が増えた状態が続きます。
それが体脂肪の燃焼に影響してくればウエストの内臓脂肪から細くなります。
痩せるには長時間続かない筋トレよりも、長時間続けられるウォーキングなどの有酸素運動の方が効果的と言われる理由です。
250キロカロリー消費する運動
- ウォーキング60分
- 筋トレ40分
- ジョギング30分
- 水泳25分
遅筋が発達しても基礎代謝量の増加はわずか
スロートレーニングは遅筋を効率よく発達させるトレーニングです。
エネルギー消費量が多い遅筋を発達させることは痩せる効果につながるとされています。
エネルギー消費量が多い遅筋を発達させることは痩せる効果につながるとされています。
ダイエットでは筋肉の発達による基礎代謝量のアップが話題になります。
基礎代謝量の増加とは、何もしなくてもエネルギー消費が増えるということです。
痩せるには間違いなくプラスになる基礎代謝量のアップですが、その量は大きくありません。
運動後にお腹がすいて食べてしまう癖のある人にとっては、その効果は簡単に消え去ります。
運動後にお腹がすいて食べてしまう癖のある人にとっては、その効果は簡単に消え去ります。
スロトレしても食事管理が出来なければ一瞬でパーに
痩せるには運動よりも食事管理が効果的
ダイエットは食事管理が基本です。
痩せたいのならまずは食事を見直すことが効率的なダイエットになります。
食事による摂取カロリーは短時間で簡単に増えます。
ここをきちんと管理をしないとどうにもなりません。
スロートレーニングによる消費カロリーは、その苦労や時間の割には大きくありません。
また、筋肉が発達でエネルギー消費が増えるという『基礎代謝量アップ』も効果として挙げられていますが、これもダイエットを左右するほどの大きさではありません。
今までの生活から1日あたり250キロカロリー のマイナスが必要ということになります。
250キロカロリー消費する運動
- ウォーキング60分
- 筋トレ40分
- ジョギング30分
- 水泳25分
250キロカロリーの食べ物
- ごはん茶碗1杯
- 食パン 1.5枚 (6枚切り)
- 菓子パン 2/3個
- 牛丼 半分
- ポテトチップス 半袋
- ショートケーキ 1個
- アイス 1本
- ビール 中瓶1本
ダイエットは運動に頼らず生活習慣改善で
脂肪を減らすには食事とその食べる時間が重要なポイントになります。過酷な運動で集中的に痩せても、生活習慣に太るポイントがあればいずれ元に戻ります。
痩せて維持するには、運動よりも食事に重点を置いた生活習慣の改善が効果的です。
- 夕食は起床後12時間以内に食べます。寝る時間までの4~5時間は何も食べない状態にします。
- 食事の時刻を毎日同じ時刻に設定する。栄養が決まった体内リズムで入ってくると体が余分な体脂肪を手放し始めます。
- 睡眠を十分に確保。寝る時刻、起きる時刻は毎日同じ。睡眠不足や寝る起きる時刻が毎日一定していないと、脂肪が燃えにくい体質になります。
- 食事をしたら次の食事までには3時間以上あける。これで痩せやすくなります。
- 最低夕食だけは低カロリーの食事にする。朝食と昼食は好きなように食べてもかまいませんが、夕食だけは気をつけます。炭水化物(ごはん、小麦製品、イモ類)、脂質(揚げ物、油がギトギトしたもの)は少なくするか、できれば抜いてしまいます。これで血液中のエネルギーを寝る前までにできるだけ使いきります。
- 朝食にたんぱく質を食べましょう。肉、魚、卵、乳製品、味噌汁から少なくとも一つは朝食に加えます。体温もアップし、日中のエネルギー消費力がアップします。
- 単品スタイルの食事を避けましょう。単品スタイルとはパン2個、おにぎり2個、ラーメン一杯、パスタ一皿などのことです。量が足りていても、栄養に偏りのある食事が多いと、脳は栄養状態が悪いと判断します。体は守りに入るので体脂肪が燃焼しにくい体質になり食欲も増します。量は少なくても食べる食材の種類を多くしましょう。量よりも種類の多さ方が体を満足させ、食欲を抑えることができます。
- デザートを食べても太りにくい時間は昼食か15時です。夕方以降はやめておきましょう。
- デザートやおやつは、あんこの和菓子、ゼリー、ナッツ類、ほしぶどうなどのドライフルーツです。悪いのは洋菓子、揚げ菓子、ドーナツなど砂糖に加えて油が多いものです。
- 運動っぽい運動をするよりもまずは立って呼吸をしている時間を確保することです。立って姿勢を維持しているだけでエネルギー消費が多い体の中心の筋肉が刺激されます。長く座りすぎていたら、時々立って、最低2~3回呼吸しましょう。
- さらに立って呼吸する効果をあげるのには両手を上げた背伸びのポーズをします。これで胸郭が広がって呼吸も深くなります。片脚立ちのポーズのキープも脚の筋肉を刺激して効果的です。
- 歩くと立ちポーズ+呼吸の増加でエネルギー消費が大きくなります。早く走ったりしても、疲れる割には歩くに比べてエネルギー消費は数十%程度しか増えません。歩くだけでOKです。